腰痛を科学する「RECARO(レカロ)」
モータースポーツの分野においてシートの代名詞として広く認知されているレカロですが、その起源は日本近代医学の礎となったドイツにあります。
そのドイツにおいて人間工学と整形医学の叡智を結集し、「クルマのシートに求められる理想的な着座性能」を追求することで独自のシート哲学を生み出したレカロ社は、自動車だけではなく、旅客機や鉄道車両の座席、オフィス用の事務椅子も製造し世界各国に供給しているのです。
乗りもの以外の分野でも、サッカーや野球用のスタジアムの選手・監督用ベンチにも採用されており、欧州の有力クラブの試合中継で “RECARO” のロゴが描かれているシートに座る選手たちを見る機会も多く、日本国内でも2007年からはプロ野球チーム「東北楽天ゴールデンイーグルス」の本拠地であるフルキャストスタジアム宮城(現・楽天Koboスタジアム宮城)のベンチにも採用されています。
2011年には川崎フロンターレの本拠地でもある等々力陸上競技場、2012年には世界陸上なども開催される長居陸上競技場にもレカロのスタジアムシートが採用される等の高い評価を得ています。
■レカロのスタジアムシートの採用状況はこちら → RECAROスタジアムシート
■レカロの腰痛予防について更に詳しく知りたい方はこちら → 腰痛予防×RECARO
回転シートの概要
前後スライド機構
通常のシート同様に、前後にスライドさせることに加え、レカロシートに標準装備される無段階リクライナーにより、シートの背もたれを角度をお好きな位置にリクライング調整することができます。
手動回転操作
回転台座に付属している回転レバーを操作すると、手動で座席を軽く回転させることができます。
座席の回転角度は85度に設定されており、 腰をひねらなくとも乗り降りすることが可能です。
車外スライド機構
回転した座席は、スライドレバーを操作して、更に車外へ手動で120~150mm程度(車種により変わります)スライドさせることができます。(注:リフトアップシートのような座席の昇降機能はありません)