FreeWheel (フリーウィール):パンテーラ専用品




FreeWheel( フリーウィール)・・・それはあなたが、Mobility(機動力)× Independence(自立)× Freedom(自由)を手に入れるためのチケットです!
フリーウィルがもたらす可能性は無限大で、その答えはあなた次第です! さあ、フリーウィールと一緒に出かけましょう!
こちらの「パンテーラ専用品」は、パンテーラ社の車いすに合わせた部品が組み込まれた専用品となります。
パンテーラ社以外のリジットタイプ車いすには[リジット車椅子用 ]をお選びいただき、フォールディングタイプ(折りたたみ式)の車いすには[折りたたみ車椅子用アダプター ]を別途お買い求めください。
製品情報
メーカー | FreeWheel Wheelchair Attachment |
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輸入元 | 株式会社こっぱ舎 |
製品名 | FreeWheel (フリーウィール) |
タイプ | パンテーラ専用品 |
装着可能なフットレストの奥行き | 102mm~175mm ※この寸法以外の場合はご相談下さい |
装着可能なフットレストの高さ | 40mm~125mm ※この寸法以外の場合はカスタムフレームが必要です |
装着可能なフットレストの形状 | セパレートタイプ以外のフットレスト |
フレーム材質 | 軽量アルミニウム合金 |
製品重量 | 約2.5kg |
塗装色 | 黒 |
標準タイヤ | 12_1/2×2_1/4(54-203)、米式チューブ |
製品構成 | 本体、クランプ調整セット、パーチセット |
付属品 | 六角レンチ、取扱説明書(日本語翻訳) |
製品保証 | 1年間 ※フリーウィールを使用したことによる車椅子のトラブルには対応致しません |
オプション
オプション名 | 価格(消費税・送料別) |
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折りたたみ車椅子用アダプター | ¥23,000 |
専用ラック | ¥23,000 |
旧タイライト用クランプ&シムセット | ¥4,600 |
旧タイライト用シム | ¥690 |
クイッキー7用 バーチクランプ | ¥3,000 |
カスタム バーチクランプ | ¥3,000 |
ノーパンクタイヤ変更(加算) | ¥3,900〜 |
カスタムフレーム(加算) | ¥13,000〜 |
※オプションアイテムをご希望の方は、お気軽にお問い合わせください
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製品の特徴
- フリーウィールを使うと、前進時に車いすのフロントキャスター車輪が地面から浮き、屋外での走破性が飛躍的に向上します
- フリーウィールはご自身で車いすを漕ぐ方はもちろん、介助者による車いす移動も楽々になります♪
- 未舗装の路面や芝生、石だたみ、雪道など、走りにくかったり諦めていたところを自在に走行できるようになります
- 使わないときは、バックレストに装着して収納することができます(バーチポストが取付可能な車いすに限ります)
- 車いすから降りることなくフリーウィールは脱着可能です
- 本体重量は約2.5㎏と軽量です!
「あると便利な FreeWheel」ですが、一度使うと「無くては困る FreeWheel」になるほど素晴らしいマストアイテムです♪
開発の経緯
開発者のパトリクス S ドゥハティ氏はアイダホ州在住の頸髄損傷者(C6/7)です。
MX-1レーシングライダーとしてアクティブな日常を過ごしていた彼にとって、怪我をしてからの生活はイライラの連続で、子どもたちとアウトドアで遊ぶにも苦労していました。
エンジニアとして周囲のサポートを受けながら試行錯誤と数々のテストを繰り返した結果、彼自身が容易に着脱が出来、あらゆる悪路を爽快に疾走できる「FreeWheel」が完成したのです!
パット氏は世界中の一人でも多くの方に「FreeWheel」を使うことで無限に広がる可能性を知っていただき、アクティブな日常を手に入れて欲しいと願っています。
~ Patrick S. Dougherty, Owner/Inventor ~


フリーウィール YouTube ビデオ
さまざまな活用シーンや装着方法などがYouTubeで紹介されています。
※詳しくはこちらの「GoFreeWheelさんのYouTubeチャンネル 」をご覧ください。
フリーウィールの装着方法
Step1:準備
フリーウィールを伸ばした状態にして、車いすに座ったまま、手などで支えながらフットレストの前方に持ってきます。
※あらかじめ装着する車いすに合わせてフリーウィールの調整をしておく必要があります。

Step2:位置合わせ
※フリーウィールを伸ばした状態ではボールアジャスト機構により車輪が軽く保持されるため不用意に横を向くことはありません。

Step3:固定
ロックハンドルを手前に倒し、フリーウィールのクランプ部分を車いすのフットレストにしっかり固定します。
これでフリーウィールの車いすへの装着は完了です♪

Step4:動かしてみよう!
車いすのハンドリムを操作して旋回動作をすると、フリーウィールのボールアジャスト機構が解除され、車輪が横を向き始めます。
※写真は説明用に車いすの位置を固定したままフリーウィールの車輪を動かしていますが、実際は車いすを旋回させる必要があります。

Step5:徐々にキャスターが上がります
フリーウィールの車輪が横を向き始めると同時に、車いすの前輪キャスターが徐々に床面から上がってきます。
フリーウィールを装着した状態で車いすの旋回動作をする際には、キャスターが少し上がった状態のままで動くような感じとなります。

Step6:車輪を手前に引き込みます
フリーウィールの車輪が真横を向いた後は、車いすを前進方向に動かすことでフリーウィールの車輪が手前に引き込まれてきます。
これらの動作は少しの慣れが必要ですが、コツを掴んだ後はさほど難しい動作ではありませんのでご安心下さい。

Step7:走行モード
フリーウィールの車輪が完全に手前に引き込まれると、ボールアジャスト機構により車輪が軽く保持されるため抜群の直進安定性を発揮します♪
この状態で前輪キャスターが一番持ち上がった高さとなります。
さあ、フリーウィールと一緒に出かけましょう!

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フリーウィールの収納方法
Step1:準備
あらかじめ装着する車いすに合わせて製品に付属している「パーチ」をバックレストパイプに装着しておきます。
※バックレストパイプはリジット車(固定車)にしか装着されていないため、通常はフォールディング車(折りたたみ車)には取付することが出来ません。
※バックレストパイプの形状や太さが特殊なものや、その位置が著しく低い位置にあるものには装着出来ない場合があります。

Step2:収納開始
フリーウィールを車いすのフットレストから取り外し、車輪をたたんだ状態で本体の持ちやすい部分を掴みながら、車いすの背面に手を回して持っていきます。
※フリーウィールの車輪をたたんだ状態ではボールアジャスト機構により車輪が軽く保持されるため不用意に車輪が横を向くことはありません。

Step3:位置合わせ
フリーウィールのクランプ部分をパーチポストにしっかり当たる位置に合わせます。車いすの背面での手探り作業のため、その動作には慣れや諸条件が必要となります。

Step4:固定
ロックハンドルを上方向に持ち上げ、フリーウィールのクランプ部分がパーチポストをしっかり挟み込む(ロックする)ことが出来れば収納は完了です♪
※フリーウィールの収納の向き(ロックレバーの位置)は、パーチの取付方向を変えることで左右を逆にすることも可能です。

Step5:収納完了
フリーウィールのクランプがパーチにしっかりロックされると、通常の車いすの移動動作では収納したフリーウィールがぐらついたり脱落したりすることはありませんので、この状態のまま日常生活を過ごしていただいてOKです♪
※自他とも認める超アクティブな車いす操作をする方や、万が一ロックレバーに触れてしまい脱落することがご心配な方は、オプションで脱落防止加工を施すことも可能です。

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フリーウィールの調整方法
フリーウィールには、こっぱ舎様が日本語翻訳をした取付説明書が付属していますが、こちらの「GoFreeWheelさんのYouTubeチャンネル 」でも動画を使って詳しく説明されていますのでご参照ください。
ご購入の前にこちらを必ずお読みいただき、ご了承の上お買い求めください。
- 商品はイフで在庫をするように心掛けていますが、国内で在庫切れの場合は都度アメリカから取り寄せとなるため、注文をいただいてから大凡5〜9週間程度の納期がかかります。
- 商品のイメージ写真に写っている車いすは含まれていません。
- 掲載写真は商品の参考イメージのため、実際とは細部が異なる場合があります。
- 海外からの輸入品につき、仕様・デザインは予告なく変更になる場合があります。
- サイズ違いや装着できないなどの理由による返品交換などはお受けすることが出来ません。
- その他の留意事項等は、商品説明に記載のアイコンならびにショップ利用ガイド をご参照ください。
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フリーウィールはどんな車いすにも取付けられますか?
標準品はリジット車椅子(固定車)用となりますが、追加発売された「折りたたみ車椅子用アダプター」を装着することでフォールディング(折りたたみ)車椅子への装着も可能です。
但し、フリーウィールの取付可否には各種要件がありますので、購入を検討していただく際にはお気軽にイフにご相談くださいますようお願い致します。
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「折りたたみ車椅子用アダプター」を装着出来る車いすの条件を教えてください
「折りたたみ車椅子用アダプター」の取付には、次の諸条件を満たす車いすやバギーとなりますが、要件に当てはまらない場合はイフにて特注アダプターを製作することも可能ですのでお気軽にご相談ください。
・ サイドフレームが丸いパイプで左右が水平・平行
・ クランプの取付位置には6.4cm以上のスペースが必要
・ サイドフレームパイプ径:1インチ(約25mm)もしくは1-1/8インチ(約29mm)
・ 左右のサイドフレーム間:内々で33~48cm
・ 床面からフットレスト正面側底面までの高さ:~10cm -
フリーウィールは電動車いすにも取付けられますか?
簡易電動車いすへ装着して使用することは可能で、YAMAHAのJWX-2との相性は抜群です♪
但し、フル電動車いすでの使用は出来ませんのでご注意ください。 -
フリーウィールはどのような雪の上でも使用できますか?
フリーウィールはある程度の積雪路では問題無く走破可能ですが、豪雪や多く積もった柔らかい雪の中など場所での使用する際にはホイールブレードの併用をお薦めしています。
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フリーウィールは直進性はどんな感じでしょうか?フラフラしませんか?
フリーウィールの車輪はボールアジャスト機構により、直進時と後退時には軽く保持されるようになっているため直進性は抜群です! また、直進性が悪い(悪くなってきた)場合には、その部分を調整出来るようになっています。
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フリーウィールの耐荷重はどのくらいですか?
通常品(リジット車椅子用)は約127kg、折りたたみ車椅子用アダプタータイプは113kgとなっていますが、あくまでフリーウィール部分の耐荷重のため、車いす側のフットレストやフレーム部分の耐久性を保証するものではありませんことをご了承下さい。
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製品に付属している「パーチ」とは何ですか?
「パーチ」は和英すると「止まり木」という意味で、フリーウィール不使用時に、車いすバックレストにフリーウィールを収納するための便利な部品です。
但し、バックレストパイプはリジット車(固定車)にしか装着されていないため、フォールディング車(折りたたみ車)では装着することが出来ません。 -
リジット車であれば、どんなバックレストパイプでも「パーチ」は装着可能ですか?
バックレストパイプの形状や太さが特殊なものや、その位置が著しく低い位置にあるものには装着出来ない場合があります。
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「パーチ」へフリーウィールどうやって固定するのですか?
バーチポストをフリーウィールのクランプで挟み込むような固定方法となります。
車椅子の背面に固定する形となるため、その動作には慣れや諸条件が必要となります。 -
ノーパンクタイヤに変更することは可能ですか?
はい、オプションでノーパンクタイヤへの変更もプラス料金で可能です。
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オプションのカスタムフレーム加算とはどのような物ですか?
床からフットレスト底面の高さが125mm以上の場合、標準タイプのフリーウィールでは、前輪キャスターを上げることが出来ないためその高さに合わせた専用のカスタムフレームが4種類(140mm/165mm/190mm/215mmにそれぞれ対応)用意されています。
フットレレスと角度により、前輪キャスターが上がらない場合もカスタムフレームで対応することが可能です。 -
フリーウィールが破損や消耗した場合の補修部品は入手可能ですか?
はい、全ての構成部品を最小限の単位で購入することが可能ですので、適時にメンテナンスをして頂くことで、いつまでも長く使い続けることが可能です。
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フリーウィールを車いすに合わせて調整するためには特殊な工具などを用意する必要がありまますか?
フリーウィールには六角レンチ(ミリ規格)が付いていますので、それを使ってセットアップすることが出来ます。
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昔はもう少し安かったような気がするのですが・・・
昨今の円安の情勢の中、輸入元の株式会社こっぱ舎様の企業努力でギリギリまで価格を据え置きしていましたが、残念ながら2015年11月に国内在庫が無くなったものから順次価格改定となりました。
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フリーウィールのカタログを送ってもらえますか?
Freeewheel(フリーウィール)は、紙のカタログがございませんので、本ページで製品情報をご覧いただくか、日本の総輸入元である「株式会社こっぱ舎 」のホームページをご参照ください。
もしくは、製造元の「FreeWheel Wheelchair Attachment – Official Site 」でも(英語表記ですが)様々な情報が掲載されていますので、合わせてご覧ください。
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フリーウィールは身障手帳を使って購入することは出来ますか?
イフにて北海道や札幌市に購入申請(特例を含む)を試みましたが、残念ながら現時点(2016年12月)では認めて頂くことが出来ておらず、購入は自費となっております。
キャスタースキーが北海道では(特例補装具扱い)購入の補助を受けることが出来ていますので、将来的には変わるかもしれないことを願い、今後も行政に働きかけて行こうと思っていますので、皆さまご協力をお願いいたします!