待ちに待った「テレウスキャスター」の販売を開始しました!
“テレウスキャスター” は、ニュージーランドの「MELROSE(メルローズ)」 アメリカの「VESCO(ベセコ)」 ドイツの「Schmicking(シュミッキング)」などといった、海外の優れた競技用車いすを輸入販売し、車いすラグビー競技などに精通している「株式会社テレウス 」が、選手達の声に応えて独自に開発した競技車用の高性能なキャスター車輪です。
車いす競技車(ラグ車やバスケ車)の前輪キャスター(車輪)は、一般的な車いすとは異なる小径サイズ(72mmや76mmなど)のキャスター車輪が使われています。
それに加えて、厳しい体勢からシュートを打ったり、相手と激しくぶつかったりと、プレー中は後ろに重心が掛かることが多くあるため、車いすの後方にも転倒を防止するためのキャスター車輪が1〜2個セットされています。
前輪、後輪、常にどちらかのキャスター車輪がフロア(床面)に設置して転がりながら、あの俊敏な(一般的な車いすではあり得ない!)動きを実現していることから、実は(キャスター車輪は)とても重要な “陰の立役者” なのです!
軽く転がる車輪・・・
そう考えると、素人目には「高性能なベアリングを採用して、硬めの樹脂で車輪を作ればいいんじゃない?」と思うのですが・・・
テレウスの開発担当者である三山氏1 いわく「硬すぎると体育館の板の継ぎ目で跳ねてしまって駄目なんです」「その継ぎ目を靭やかに乗り越えて(移動して)、且つ、極力 “無音” である必要があります」「そして何より、しっかり “グリップ” して、競技車を意のままにコントロールできることが重要です!」と教えていただきました。
▼車いすラグビーメカニック 三山慧 選手たちのこだわりを形にする | 東京2020パラリンピック | NHK
https://sports.nhk.or.jp/paralympic/video/
グリップするけど転がりが良い!
そんな(かなりの無理難題な)相反する条件をクリアするべく、様々な種類のベアリングや、様々な硬度の樹脂材を組み合わせながら、メイク&トライを根気よく繰り返した結果、この究極のキャスター車輪が完成したのです!!
その詳細なスペックは、残念ながら企業秘密のため公表できませんが・・・内藤が入手したマル秘資料によると、他社とは一線を画することが各種の試験データに顕著に現れていました。
もとい、その素晴らしい性能は(つい先日までテレビで放映されていた・・・)国際的な競技大会でも実証済みで、車いすラグビーの日本代表は選手全員がテレウスキャスターを装着していて、車いすバスケットでも有名選手がテレウスキャスターを使って大活躍していたという優れもの(実証済み)なのです!
※パ○リンピックの試合では、テレウスのロゴマーク無しの製品が使われていました。
本来であれば、もっと早い段階で発売が開始される予定でしたが・・・東京2020の日程が変更になってしまったことから(秘密兵器にて2020前には公表できなかった)一年遅れのお披露目となりました。
待ちに待って販売が開始されたこともあり、いっきに注文が殺到していて既に品薄状態になっているようですので、ご注文はお早めにどうぞ♪