TiLite（タイライト）は、アクティブな車いすユーザーのために一から設計して、熟練の職人が一台ずつ丁寧にハンドメイドで制作する、最高級のフルオーダー車いすです。
アメリカ合衆国のワシントン州パスコに TiLite社が設立されたのは、今から約30年以上前のことでした。
当初の事業内容は、チタン製の自転車フレームやゴルフ用のシャフト、オートバイフレーム、ワンオフのカスタムパーツの製作で、車いすは少しだけチタン製のパーツを作ってメーカーに供給する程度でした。
1990年代後半、培ったチタニウム加工技術や知識を車いすに生かし、人間工学に基づいて体にフィットする車いすを作れないかと考えました。（当時はまだ、オーダーメイドで車いすを作ると言う概念が浸透していない時代でした）
そして、最初の TiLiteの車いす「CrossSport」が1998年に誕生。そこから更に3度ものデザイン改良、軽量化を繰り返し、美しさにも磨きをかけて、遂に完成したのが TiLiteのフラッグシップモデル「TR」です。
装具のようなカスタマイズと最先端の素材を組み合わせた優れた手動車いすは、ユーザーがより長く自立し、より大きな移動性を達成するのに役立つと考えスタートした TiLiteは、「TiFit（タイフィット）」という独自の車いす作りを展開しています。
一人ひとりの身体に合わせて採寸して制作されるTiFitと、他のカスタムメイドの車いすとの違いは、TiFitはタイヤの付いた義肢であり、ユーザーの特徴に完璧にフィットした車いすです。
すべてのフレームをあなたの身体に合わせて長さを決め、また必要に応じてフレームを曲げることもできるので、今までにない乗り心地と漕ぎやすさを実感できます。
TiLiteの真骨頂は、チタンフレームを採用したモデルですが、より多くのユーザーニーズに応えるために、アルミフレームの車いすも Aeroシリーズとしてラインナップしています。
チタニウムの剛性、耐久性、振動吸収性は、プレミアム車いすのフレームを制作する上で理想的な素材ですが、生成が難しく屈曲加工や溶接に専門知識と確かな技術が要求されるため、その分コストがかかる高価な素材でもあります。
アルミニウムは車いすにおいて広く利用されており、取り扱いやすい素材で、一般的にコストを抑えることができ、より柔軟な価格設定が可能となります。
すべての TiLiteは、あなたの体の一部となるバランスのとれた車いすとして設計されています。軽量で耐久性に優れ、個性的な構成を実現することで、バランスのとれた乗り心地は、あなたの可能性を広げます。
車いすに熱い情熱を注いでいる TiLiteのミッションは至ってシンプルです。
『Make the best fitting, best performing, and best looking wheelchairs in the world.』
（世界で最もフィットし、最も性能が良く、最も美しい車いすを作る。）
そしてそれは TiLite（タイライト）の信念として、2014年に Permobil（ペルモビール）の傘下に入ったこの先も、決して変わることはありません。
製品の詳細はペルモビール株式会社のサイトをご覧ください
ペルモビール株式会社 https://permobilkk.jp
Permobilのグローバルサイトはこちらをご覧ください
This is Permobil https://www.permobil.com