ロホ クッション

ROHOクッションは、世界中の車いすユーザーと医療関係者から床ずれ(褥瘡)の予防に支持されています。

ROHOクッション ミニマックス

ROHOクッション ミニマックス
ROHOクッション ミニマックス

特殊機能製品

車いすから離れても、圧迫による損傷リスクがなくなるわけではありません。 どこにいても保護できるよう、ペルモービルでは、すぐれた特殊機能製品を開発ました。

ROHO・ミニマックス

レクリエーション、スポーツ、入浴、移動など、短時間での使用を目的として設計されています。衝撃を吸収し、皮膚を保護します。空気圧は調整可能です。

ロータイプ(約5.5cm)より低い “3cm” というセルでフラつきが少ないため、自動車の運転をする際に運転席に敷いて使っている方も多くいらっしゃいます♪

在庫状態 : お取り寄せ(注文可)

販売価格  ¥65,340(税込)

サイズ

数量  

SOLD OUT

製品名 ROHO・ミニマックス
シリーズ名 特殊機能製品
セルの高さ 約3cm
参考重量 約0.9kg
※41×41cmの場合
体重制限 無し
材質 本体:難燃性ネオプレンラバー
カバー:難燃性ナイロン素材
付属品 手動ポンプ、取扱説明書、専用修理キット
製品保証 クッション本体:24ヶ月
クッションカバー:6ヶ月
TAISコード 01300-000046

サイズ一覧

ロホ・ミニマックス(3cm)

品番 奥行き
cm(インチ) セル数 cm(インチ) セル数
MINI1515C 38cm(15″) 13 38cm(15″) 13
MINI1616C 41cm(16″) 14 41cm(16″) 14
MINI1816C 46cm(18″) 16 41cm(16″) 14
MINI1818C 46cm(18″) 16 46cm(18″) 16
MINI2018C 51cm(20″) 18 46cm(18″) 16
MINI2020C 51cm(20″) 18 51cm(20″) 18

製品比較表

ROHOクッション 製品比較表

ROHOクッション 製品比較表

ドライフローテーション・テクノロジーの4つの基礎原理

ROHO・ドライフローテーション・テクノロジーは流体静力学(静止した流体を扱う学問)に基づき、4つの原理で皮膚を保護し、快適さを確保しています。

 

①表面の張力が低い

ROHO独自の設計による適度な沈み込みにより、皮膚や軟部組織の圧迫と不快感を取り除きます。

②常に元の形状に戻ろうとする力

体の形状は、人それぞれです。ROHOクッションは体の形状や位置の変化に常に追従します。

③動きの自由度が高い

場面を問わず、姿勢にフィットします。エアセルが体の動きに追従し、動きの自由度を損なうことなく体重を支えます

④摩擦やせん断の作用が小さい

ROHOクッションは体の動きに追従します。なめらかな表面が、安全性や快適性を損なわずに、摩擦やせん断の作用を軽減します。

100万を超えるROHO製品が70か国以上で使用されています。

DRY FLOATATION® (ドライフローテーション)テクノロジーを搭載しているのはROHO製品だけです。

ドライフローテーション・テクノロジーは軟部組織の変形を最小限に抑え、血行を妨げることなく理想的な環境を提供します。

床ずれ軽減や術後創にROHOクッションが最適であることは、多くの研究から明らかです。

品質と確かな効果が、ペルモビールの礎となる考え方です。ROHO製品が常に最高の結果を実現できるよう、ペルモビールは業界をリードする臨床研究に多くのリソースを投入しています。

また、継続的に改善をはかり、業界トップの性能を維持するため、専門家による「Scientific Advisory Board for Pressure Injury(床ずれのための学術諮問委員会)」を設置しました。 その取り組みと研究が、社内研修や教育から研究開発に至る当社の原動力になっています。

ROHO製品カタログ

ROHO製品カタログ 3.1MB | PDF

ご購入の前にこちらを必ずお読みいただき、ご了承の上お買い求めください。

  • 主要サイズは ペルモビール株式会社 (東京都)様が国内在庫を保有していますが、それ以外のサイズや在庫切れの場合は都度アメリカから取り寄せとなるため、注文をいただいてから大凡2〜4ヶ月程度の納期がかかります。
  • 海外からの取り寄せとなる場合は、発注の段階で(商品のお届け前に)クレジットカードの本決済をさせていただきます。
  • ROHO製品の選定や評価・調整などは、かかりつけ医やセラピスト、福祉用具の専門家などに相談されることを推奨します。
  • ROHO製品は、褥瘡の発生を完全に防いだり、既にある褥瘡を治癒する効果はありません。
  • ROHO製品の効果を得るためには、使用者に合わせた空気調整や管理を適時に行う必要があります。
  • ROHO製品を不適切な空気圧の状態で使用したことによる不具合は保証致しかねます。
  • ROHO製品の保証内容については、ペルモビール株式会社が定める保証規定に準じます。
  • 外的要因によるROHO製品のパンク(セルの穴あきやバルブ破損)については保証対象外となります。
  • 製品保証が適用されない製品に対して修理やサースを実施する場合、必要な費用を申し受けることがあります。
  • サイズ違いや装着できない、自分に合わないなどの理由による返品交換等ををお受けすることが出来ません。
  • その他の留意事項等は、商品説明に記載のアイコンならびにショップ利用ガイド をご参照ください。

ROHOクッションの空気調整の重要性

ロホクッションは、床ずれ予防効果を得るためには、使用者に合った空気調整を行うことが重要です。
適切な空気調整をしていただくことにより、効果的に圧力を分散し、臀部をしっかり沈み込ませ、より安定した状態に保たせることができます。

ロホクッションの正しい空気調整

空気が多すぎたり少なすぎると…?

※ご紹介した動画は、ROHO製品の輸入販売を1986年に開始して以来、車いす利用者の褥瘡を防ぐべく、この分野の多くの専門家や販売店と連携して、日本国内での普及に貢献してきた アビリティーズ・ケアネット株式会社 様の You Tube動画 をシェアさせていただいたものです。

ROHOクッション Q&A

床ずれが既に進行している方・過去に床ずれができ、再発の恐れのある方や痩せて骨突起の大きい方などにはハイタイプをおすすめしています。

床ずれ予防したい方・発赤の見られる方・車いす等でアクティブに動かれる方・自動車の座席やシャワーチェアー上で使用される方にはロータイプをおすすめしています。

これまでロータイプを使用していた方で、痩せて骨突起が見られる方、またはハイタイプを使用したいけれど体幹をご自身で保持できない方などにはミドルタイプおすすめしています。

体幹の保持がとりにくい場合もクァドトロセレクトをおすすめ致します。

よく体重が軽いことを理由に高齢の方などにロータイプを処方するケースを聞きますが、軽量の方は身体の肉が落ち、その分骨突起が著しいことが多くあります。

どのタイプを選択するにしても、ちょうど良い空気の加減はクッションの底面(ベース部)から1.5~2.5cm程度が目安です。

また、(抜き過ぎない程度に)空気を抜けばそれだけ体圧分散効果が増すので、体重の軽い方にはロータイプをお勧めすると、若干しか空気を抜けないため、効果が発揮されません。

その場合は、ハイタイプもしくはミドルタイプを選択してください。

エアライト3、エンハンサー、ハイブリッドエリート、ネクサススピリット、コンツァーセレクトクッション等の特殊な形状のクッションに関しては向きが決まっています。

エンハンサー、コンツァーセレクトは座った際にバルブが左前(黄色の紐が左前)にきます。

ハイブリッドエリートは後方(臀部)にロホのエアーセルがきます。

ネクサススピリットは内蔵のエアー部分が臀部にあたるように座ってください。

スタンダードの1バルブのクッションも基本的には左前にバルブが来るように設定してください。

ただし、片麻痺の方等でバルブを前方に置くと危険性が伴う場合は向きを変えて使うことも可能です。

クァドトロセレクトも状況に合わせて向きを変えられます。(ただし、姿勢の矯正として空気圧を徐々に変えている場合は向きを変えないで使用してください。)

ウレタンやゲル状クッションの場合、反発力は上からかける力に比例します。

したがって20分くらい座り続けると坐骨(場合によっては尾骨・仙骨)に圧力が集中してかかるようになります(ウレタンはへたりが生じるため、またゲルは多少流動しますが、ほとんど限られています)。

また、一枚の面で受けるので皮膚の摩擦やズレを起こしやすくなります。

それに対し、ロホクッションは多数の空気室(セル)から構成され、内部は空気経路でつながっているので、坐骨などの突起した部位やその周囲の圧力を均等に分散します。

この状態が阻血防止のためには良い効果をもたらします。

またお尻の動きに合わせてセルが一緒に動くので、皮膚の摩擦や皮下組織のズレを防止できます。

ロホの効果を最大限に引き出すには、やはり空気を底づきしない程度に抜く必要があります。

床ずれがすでに進行している方や発生しやすい状況にある方は、できるだけ理想的な空気調節を心がけて下さい。

ただし、現状では床ずれの心配がなく、予防として使用されているのであれば、様子を伺いながら、多少空気量を残しても(空気が入り過ぎなければ)問題はありません。

その際には、こまめなプッシュアップ(もしくは体位変換)を取り入れるようにして下さい。

一番良いのはご使用者に空気調節方法を理解していただくことです。

ご使用者が理解できず、床ずれの状態が悪い方の場合は、医師やセラピストなどの専門家の指示に従うようにしてください。(専門家の指示なしでは使用しないでください。)さらに、ロホの使用状況を定期的に確認する場を作るようにして下さい。

★視覚で空気調整が可能となったロホスマートチェックで、より簡単に調整可能となりました。

空気を抜く分、接触面積が広がり、もともと汗をかきやすい体質の方は多少ムレやすくはなります。

その際は、室内の温度(湿度)調整、プッシュアップ(もしくは体位変換)をこまめに行う、少しだけ空気を余分に残す(空気の通路を確保する)、ロホ・マットレスの場合、掛ふとんの調整を行うことで多少は緩和できます。

どうしても発汗が収まらない場合は吸湿性のよい生地のもの(できればかなり薄手で伸縮性のあるもの)をクッションの上に敷いてご使用ください。

伸縮性のないものをご使用の際はピンと張らず、ゆったりと敷いてロホの沈み込みによる体圧分散効果を妨げないように気をつけて下さい。(なお、クッションはできるだけ付属のカバーをご使用ください。)

セルをゴムで縛ると、その部分が硬くなって創部を刺激するだけでなく、ゴムで縛った周囲にかえって圧がかかり、皮膚を引っ張ってしまい、皮膚の摩擦や皮下組織のズレを誘因することになります。

また、セルが損傷しやすくなり、寿命を縮めることになりますので、絶対に避けてください。

セルが触れるだけでどうしても痛みを伴う際には、オーダー時その部分のセルのカット(ただし、推奨はしておりません)、もしくはその部分のセルの高さを低くオーダーしたカスタムクッションのご使用をお勧めしています。

オーダーは可能です。

定番にないサイズからバルブの位置を変えたもの、セルを組み違えたもの(セル高は1インチ:2.5㎝~4インチ:10㎝まで)や採尿器・股ベルトを通すためのカット(ただし、基本的にカットは推奨していません)等のオーダーができます。納期は約3〜6ヶ月みてください。

共通しているのは、床ずれを予防しながら座位バランスを保って座れることです。通常のロホに比べても安定性があるので、アクティブユーザーからご高齢の方までサポートします。

初めて床ずれ(発赤など)ができた方にはいずれも使用可能ですが、過去に何度か床ずれが見られた方には前ズレなど不良姿勢を改善するエンハンサー、さらに過去に多発的に床ずれができた経験のある方には全面がネオプレンのセルで形成されているロホクッションをお勧めしています。

身体が前方にずり落ちやすい方、内転しやすい方、四肢麻痺の方などにおすすめします。

ただし、座位保持としての効果は大きいのですが、左右に傾きやすい方に使用すると、サイドのセル高があり、かつ空気をやや多めに入れて使用するため、特に痩せて大転子部が突起している方には圧迫を引き起こしてしまうので、お勧めできません。

エンハンサーの外側は最終的に空気を少し多めに入れて脚部を安定(保持)させることを目的としているので、極度に左右に傾きのある方や大転子部周辺の骨突起が大きい方にはかえって圧力が高くかかり、床ずれの発生にもつながります。

そのような場合はコンツァーセレクトまたはクァドトロセレクトのセレクトシリーズクッションをおすすめします。

まず感覚が(少しでも)ある方ならば、空気の状態が多すぎないかを確認しながら調節するのが良いでしょう。

また特に女性の場合、前中央部分のエアーセルも膨らむので、違和感が生じることもあります。この場合も様子を伺いながら調節すると良いでしょう。

感覚がない場合は空気を少しずつ足していきながら大転子部付近に手を差し込み、極度に圧迫していないか確認してください。手が軽く差し込めるようであれば問題ありません。

エアライト3・ハイブリッドエリートをお勧めします。

大腿部に当たる部分がウレタンフォームのため、安定して乗り移りができます。

セルにあたる感触を嫌がる方にとっては、空気調整不要のエアライト3がお勧めです。

共通して言えるのは、前方へのずっこけ座りを防止するのに有効であることです。

ティルトやリクライニングに有効なのは、コンツァーセレクトです。

セレクトシリーズ特有のアイソフローで空気流動をロックする機能を使います。また尾骨や仙骨がかなり突出している方は空気を抜くと底づきする可能性があるため、クァドトロセレクトハイタイプをお勧めします。

  1. アイソフローは緑側のボタンを押し、全面に空気流動できるようにして空気調節を行います。その際に、空気はギリギリまで抜かず、少し余裕を持たせるようにします。(後に微調整するため)
  2. ティルト(リクライニング)させて、1015秒程度なじませ空気を流動させます。
  3. 空気がなじんだら、アイソフローの赤側のボタンを押し、ロックします。
  4. 後方(尾骨・仙骨)が底づきしていないか手で触って確かめます。お尻が底につき、クッションとお尻の間で手(指)が動かなければ抜け過ぎですので、再調整してください。
  5. 再調整の際には、アイソフローは緑側に戻して①からやり直してください。

エンハンサークッションは脇の高いセルに空気をやや多めに入れられるので脚部をより強力に支えます。ただし、極端に脇のセルに空気を入れると大転子部を圧迫させる要因にもつながりますのでご注意ください。

エンハンサーは2バルブのため、微調整が行いにくい面がありますが、コンツァーセレクトはアイソフローを活用することで、姿勢を崩しやすい方でも対応しやすくなります。

決まっています。お尻と大腿部に形状が型どられていますので、座った際にバルブが左前に来るようにセットしてください。

下肢切断等で座位バランスをとりにくい方、前方に臀部がずり落ちやすい方、脊髄損傷、四肢麻痺、脳性麻痺、側弯が見られる方などに有効です。

ただし、極度に側弯等が見られる方だとクッションだけでは座位保持に対応しかねる部分もあるので、医師やPTなど専門家の指示に従ってご利用ください。

極度に空気差をつけてしまえば影響は出ますが、多少の空気差であれば影響はありません。

ただし、微調整後は両坐骨(もしくは尾骨・仙骨)が底づきしていないか、確認する必要はあります。

クァドトロハイはすでに床ずれを形成され、もしくは痩せて骨が突出しており、座位保持を必要としている方に有効です。

セルの高さがある分、前後左右の空気量の差を作りやすく、体の傾きが大きい方や1バルブのハイタイプでは座位バランスを崩してしまう方にはぜひ活用してみてください。

クァドトロローは床ずれ予防から初期段階の床ずれを悪化させないために使用し、かつご自身で動くことのできる方に有効です。

例えば、車いす上で足こぎされる場合、こぐ足側の空気量を少なめにしてアイソフローの赤いボタンでロックすれば、こぐ側の空気量は少なくなり、かつ空気が前後左右に大きく動かない状態で安定しますので、足をしっかり床につけて漕ぎ出すことができます。

ロホクッションは航空機に持ち込めます。注意点は次になります。
海外など、高度の高いところを飛ぶケースであれば、気圧で膨張するので、空気を抜いて、バルブを閉める対応を取る必要があります。

以下、取説より。
エアセル内の空気は気温差や気圧の変化に影響を受けます。航空機内など、高度が300メートル以上変わるときは、空気量のチェックを行って下さい。
また、フォーム系の一部タイプを除き、空気を抜いて丸めるなどコンパクトになりますので持ち運びにも便利です。

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※このQ&Aは、ROHO製品の輸入販売を1986年に開始して以来、車いす利用者の褥瘡を防ぐべく、この分野の多くの専門家や販売店と連携して、日本国内での普及に貢献してきた アビリティーズ・ケアネット株式会社 様の「ロホ 車いすクッションに関するQ&A(2016年04月01日)」に掲載されている内容を引用させていただいたものです。

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