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アジャスタブルタイプのスティムライトクッションが新発売!

アジャスタブルタイプのスティムライトクッションが新発売!

Supracor® スティムライト・クッションは、アメリカのスプラコール社が開発した高性能な車いす用の座位保持クッションです。

この「スティムライト・クッション」は、国内では全11種類のバリエーションが販売されていますが、購入を検討している方の「何を選んでよいのかわからない・・・」という声を耳にして、スティムライト選びの参考になるような記事を “イフ独自の目線” で書かせていただきました。

各タイプの製品には、それぞれの異なる特性(特長)があり、どれが優れてるというのではなく、使う方の状況や目的にしっかり合致させることで、いずれの製品も最大限の効果を得ることができます。

それを踏まえた上で、敢えて・・・人気No.1の製品を挙げるとすると「コントゥアXS」が、イフの納品数としては軍を抜いてトップになっています。

次に続くのが「クラシックXS」で、ほぼこの2強が独占状態です(笑)

これらのスティムライトクッションは “メンテナンスフリー” がウリの製品で、空気圧の調整や管理は不要、定期的にジェルをこね回して平らにする必要もない、置くだけで使えてお尻に馴染んでくるという優れモノなのですが・・・

スティムライトクッションに限らず、それまで長く使っていた愛用のクッション(Roho、JAY、VARILITE、etc…)から他メーカーの製品に変更すると、感じる硬さや沈み込み量の違いが生じて当初は違和感があることは否めません。

その違和感が、数日〜数週間後には解消されて “快感” に変わればよいのですが・・・(笑)

その違和感が解消されず、結局元のクッションに戻してしまう・・という方も少なくはないのではないでしょうか?

イフで取り扱いをしている「Aria Wheels」であれば、前後の座面高を自由自在に調整することができるため、クッション変更に伴うシーティング修正が容易ですが、一般的な車いすでは困難なことから、座面の張りを調整したり、状況に応じてクッション下部に「シム」などを挿入して違和感の解消を模索していました。

そんな背景の中、スプラコール社から、ついに・・・

リーサル・ウェポン(最終兵器)が新発売されました!

その名は、スティムライト クッション「コントゥア(XS)・アジャスタブルです!

この「コントゥア(XS)・アジャスタブル」は、クッションカバーを外した状態では、スタンダードな「コントゥア(XS)」と見た目はあまり変わらないのですが・・・アジャスタブルタイプのスティムライトクッションが新発売!

エクストラセンシティブ(XS)モデルとの違いについて

■エクストラ(extra)=特別な
■センシティブ(sensitive)=外部の刺激に反応しやすい(敏感、鋭敏、過敏、繊細)
という意味があり、褥瘡の危険性が高い方(痩せている方や、極端に骨張っている方、褥瘡を繰り返している方など)に対応するように設計された除圧性能が高いモデルになっています。

尚、標準モデルとエクストラセンシティブモデルの違いは、最上層(1番上の層)のハニカム素材の柔らかさが異なっているのが特徴ですが、下位層(2層目以下)は同一の素材が使われています。

 

「コントゥア(XS)・アジャスタブル」は、クッションの底面が “蓋” になっていて、本体の内部に凹(くぼみ)が設けられています。

アジャスタブルタイプのスティムライトクッションが新発売!

製品には「スティムライト・ハニカムインサート」と呼ばれる、硬さの異なる3種類のパットが付属しています。
○ ホワイト = ソフト(柔め)
○ マゼンタ = ミディアム(やや硬め)
○ ゴールド = ハード(硬め)アジャスタブルタイプのスティムライトクッションが新発売!

この硬さの異なる3種類の「スティムライト・ハニカムインサート」を、クッション本体の凹(くぼみ)部分に入れる枚数や組み合わせ、その順番などを変えることで、ユーザーの身体的・機能的ニーズに合わせてクッションの柔らかさや沈み込みをカスタマイズすることができるのです!

アジャスタブルタイプのスティムライトクッションが新発売!

詳しい製品の内容は、テレウス様にて作成した専用カタログをご参照ください。

stimulite-contoured-adj-catalog

 

尚、上記のカタログでは、最大で2種類の「スティムライト・ハニカムインサート」を挿入するような書き方がされていますが、沈み込みを極力抑えたい方などは、3種類のインサートをお好みの順番で全て入れて使うことも可能です。

また、骨盤に傾きのある方や、坐骨の凸に左右差がある方などは、ハニカムインサートを半分や1/3にカットして挿入する方法もあります。

これまで、スティムライトクッションを使いたかったけど、違和感があって諦めていた方など、様々な調整が可能な「コントゥア(XS)・アジャスタブル」を是非ともご検討ください。


2022.08.01 追記:スティムライトクッションの輸入販売元である株式会社テレウス様 のホームページにて、コントァ(コントァXS)アジャスタブルについての詳しい紹介ページがアップされましたので、是非ともご参照ください。

コントァのアジャスタブルってなんのこと?(スティムライトクッション)

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