イベント概要
医療技術の発達に伴い、日常的に医療的ケアを必要とする児童(以下、医療的ケア児)の自宅生活が可能になってきました。
国や行政、民間企業などが、医療的ケア児への支援活動やサービスを創設・試行しており、十勝エリアでも熱心に活動されている方が多くいらっしゃいます。
しかし、医療的ケア児とその家族が、必要な情報をタイムリーに、的確に得られるまでには至っていないのが現状です。
本シンポジウムは子どもたちを支える活動を行う企業や機関、法制度に関する情報発信・共有の場です。また、医療的ケア児を取り巻く状況を知っていただくための場でもあります。
当事者、関係者だけではなく、多くの皆様のご参加をお待ちしています。
ミニギャラリー
小児等在宅医療連携拠点事業の理念・目的
「YeLL(いぇーる)」は、「北海道小児等在宅医療連携拠点事業」の愛称です。
「yell」は英語で、「応援する」という意味。
日本語の、「家」に似た響きを持つ言葉でもあります。
日常的に高度な医療行為が必要なために、病院で生活している子どもたちがいます。
でも、医療的ケアを自宅で受けられる体制と、ご家族を支える環境さえ整えば、その子どもたちも、自分の家で、家族と暮らすことを選択できます。
医療を必要とする人々が家で暮らすことを可能にするネットワークを北海道につくり、拡げていく。
在宅医療の重要性をより多くの方に知ってもらいながら、多様な人々が一緒に暮らす社会づくりをすすめる。
「応援」してくれる仲間を、北海道にどんどん増やす。
それが、「YeLL」の活動の目的です。
———-
そして、そんな「YeLL」の活動目的に共鳴した十勝地区の有志が集まり、 “とかち流のYeLL” を広めるべく、2016年からスタートしたのが「いぇーる in とかち」のプロジェクトです♪