ヤマハ電動車椅子専用の純正オプションとして販売されている リチウムイオン［Li-ion］バッテリーは、ニッケル水素バッテリーと比べて大きな電気容量をもっているため、約２倍の航続距離を実現します。

2017.01.06

ヤマハ 電動車いす用 リチウムイオンバッテリー［Li-ion］※旧タイプ

ヤマハ電動車椅子専用の純正オプションです。リチウムイオンバッテリーは、ニッケル水素バッテリーと比べて大きな電気容量をもっているため、約２倍の航続距離があります。

製造元のヤマハ発動機株式会社では、そのリチウムイオンバッテリーの内部に使用されている「セル ¹」が製造中止になることを受けて、新開発のセルに変更するためのモデルチェンジ（仕様変更）を予定しています。

モデルチェンジの時期は 2024年4月を予定. 変更後の価格については現時点では未定となっています。

ヤマハ発動機から入手した案内資料によると、連続走行距離が僅かに短くなっていることや、回生電流を受け付ける温度（※5）が、現行品はマイナス10℃に対応していたものが、変更後は0℃からになっていることが気がかりでした。

本件については、更に詳しい状況などが分かり次第、順次ニュース記事や製品紹介ページで情報発信させていただく予定です。

【仕様（新旧比較）】

1. ヤマハパターン走行（24 インチ・4.5km/h 仕様、バッテリー新品・満充電、気温 15〜25℃、体重 75kg、直進平坦路連続走行）
2. ヤマハパターン走行（24 インチ標準タイヤ、バッテリー新品・満充電、気温 15〜25℃、体重 75kg、直線平坦路 5km/h 連続走行、工場出荷設定のモード 2）
3. 最大使用期限に達すると、充電ができなくなります。
4. 劣化度合いとは、バッテリーの劣化状況を新品に対する容量比で表したものです。
5. 外気温ではなく、バッテリー内部の温度です。回生電流は減速時や降坂時に発生します。 変更品においてはバッテリー内部の温度が 0℃以下もしくは 45℃以上で回生電流が発生すると、操作部にエラーが表示され、車いすはゆっくりと停止します。
6. バッテリー残量警告点灯から満充電まで。時間は目安であり、気温や電源の状態により充電時間が異なる場合があります。

2017.01.06

ヤマハ 電動車いす用 リチウムイオンバッテリー［Li-ion］※旧タイプ

ヤマハ電動車椅子専用の純正オプションです。リチウムイオンバッテリーは、ニッケル水素バッテリーと比べて大きな電気容量をもっているため、約２倍の航続距離があります。

＜2024.2.27 追記＞

ヤマハ発動機 JWビジネス部より、新リチウムイオンバッテリーの「寒冷地における使用についての留意点」が案内されました。

• 弊社バッテリー（リチウムイオン電池、ニッケル水素電池共）は、常温付近での使用（0℃～35℃）を想定しています。常温以外の温度での使用はお控えください。
• 弊社バッテリー（リチウムイオン電池、ニッケル水素電池共）を保管する際は、常温の屋内にて保管（10℃～25℃）してください。
• リチウムイオンバッテリーの内部温度が０℃以下の状態において使用した場合、車両が停止することがあります。やむを得ず０℃以下になる屋外で使用する必要がある場合は、専用ニッケル水素バッテリーの使用をおすすめします。

＜2024.4.6 追記＞

新タイプのリチウムイオンバッテリーを商品掲載しました。

2024.04.06

ヤマハ 電動車いす用 リチウムイオンバッテリー［Li-ion］※新タイプ

ヤマハ電動車椅子専用の純正オプションです。リチウムイオンバッテリーは、ニッケル水素バッテリーと比べて大きな電気容量をもっているため、約２倍の航続距離があります。