ELXEED BK1 Plus + HIRAME to ういいるこ
前の[ページ1]では、「ういいるこ(車椅子)」さんと高性能な「ポンプヘッド」についてあれこれやり取りした話しを(会話形式で)書かせていただきましたが、ここからは実際の作業の記録をご紹介させていただきます♪
HIRAME ヒラメポンプヘッド
まずはこちらが、イフに入荷してきた「HIRAME ポンプアダプターヘッド(横カム)」と部品群です。
こいつ ↓ が噂の「HIRAME ポンプアダプターヘッド(横カム)」です!
メカニカルな機能美と光り輝くメッキ処理が美しすぎる「ヒラメ(HIRAME)」は、30年以上に渡って多くのプロメカニックやサイクリストから愛され続けている “純日本製” のポンプヘッドで、職人が非常に精度にこだわって手作りしている逸品です!
ここでは詳しい説明は割愛させていただきますが(追々、ブログ記事を書けるように頑張ります)、Googleなどで検索していただくと「キング・オブ・ポンプヘッド」とか「自転車ポンプヘッド界の女王 」などといったレビュー記事が多数掲載されています。
カムレバーの開閉でバルブの着脱が容易に行え、高圧でもスムーズにエアを充填可能にする空気逆流防止弁を内蔵しているヒラメポンプヘッドアダプターには、「縦カム(レバーが縦に開くもの)」と「横カム(レバーが横に開くもの)」の2タイプがあり、構造がシンプルで安価な「縦カム」でも3,500円以上という価格なので、さもすると中級程度の空気入れが買えてしまいますが・・・お値段以上の効果効能がある一生モノです。
HIRAMEポンプヘッドは標準で「仏式用バルブアダプター」が付属していますので、まずはこれを分解します。
「ういいるこ(車椅子)」さんは、シュワルベの米式チューブを使っているので、別途「米式用バルブアダプター」を用意して組み換えさせていただきました。
バルブアダプターの交換はとても簡単で、標準で付属している「仏式用」の他に「米式用」と「英式用」のアダプターを購入することで、様々なバルブに対応させることができます♪
先端のローレット加工がされた部分を締め込んで、丁度よい締まり具合に調整を済ませておくと、後はバルブにヌメッと挿入してカムレバーを倒すだけで、ガッチリホールドして外れることはありません。
外した仏式用バルブアダプターは大切に保管しておいていただきます(例えば将来的にTUFOなどのチューブラータイヤを使うことになった場合に活躍するかも?です(笑))
ポンプヘッドの取り付け
いよいよ、ヒラメポンプヘットの取り付け作業です。
当初(内藤の勝手な妄想と暴走で)、ELXEED BK1 Plus に付属してくる米式バルブ用のアダプターを加工せずに、何かしら別なホースを用意もしくは製作して、そこにHIRAMEポンプヘッドを装着して納品することを考えていましたが・・・・(ホースを延長すると、空気入れ作業も楽になる♪)
元の(ダサい)ポンプヘッドは使うことが無いこと、延長は使ってみた後で考えるということ等から、潔くバッサリいかせいただきました(笑)
ホースへの固定はヒラメのオプション(イギリス ジュビリー社製)のホースバンドは少しゴツすぎるので、内藤がHKS時代から長年常用している「TRIDON(トライドン) ステンレスホースクランプ MH-4」を用意しました。
ヒラメの推奨ホース内径は 6~8mmなので、すんなりとホースを差すことはできますが、表面保護用のメッシュ糸が伸びてバサバサになってしまうため、熱伸縮チューブで接合部をしっかり覆い被せます。
その上から、MH-4 ホースバンドで固縛するのですが、そのままだと危険な突起物になるので、更にその上に太い熱伸縮チューブをホースバンドごと被せて覆うことで手に優しい仕上げとします。
豆知識:ヒラメポンプヘットの固定はホースバンドを使わずに結束バンドで固縛してスッキリ仕上げる方法もありますが、手指の効かない方の場合は、このバンド部分の凸が良い具合に保持や向き変更に役立ったりしています♪
完成した ELXEED BK1 Plus 用のヒラメポンプヘットと、外した仏式用バルブアダプター、そして先々の予備としてヒラメ交換用口ゴムをひとまとめにて、「ういいるこ(車椅子)」さんへ急いで発送させていただきました♪
内藤・・・すっかり ELXEED BK1 Plus に装着した写真を撮り忘れてしまったのですが・・・(汗)
後日、「ういいるこ(車椅子)」さんから「無事に到着して、バッチリ使えましたよ~♪」という、嬉しいコメントとともに写真が送られてきたので、そちらを掲載させていただきます。
「ういいるこ(車椅子)」さん、今回のブログ記事は意味不明ではなく(翻訳が必要な内容ではなく)、解りやすくまとまっていましたかぁ?(笑)
今回は(も)、とっても楽しいやり取りをさせていただき、ありがとうございましたぁ~~~\(^o^)/
2021/07/13 追記
ういいるこ(車椅子)さんから、ヒラメポンプヘッドの締め加減の調整をしていたら・・・先っちょのネジが外れて米式バルブアダプターの組み付け順番がわからなくなっちゃいました~(ToT) というヘルプがはいりました!
ヒラメに付属している(老眼には読み取りづらいほどの小さい文字と図が記された)説明書で説明するより、記録写真をLINEで送った方が解りやすいので、すぐさま対応させていただき、ついでに(今後の備忘録も兼ねて)こちらにも追記させていただきました!
また、バラバラになったら、こちらの記事を思い出してくださいね~(笑)
- ヒラメ バルブアダプター 米式バルブ用(ゴールド色)部品
- ゴムが付いていない金属部品を一番奥にセットします
- 米式バルブの先端(中央)を押す部分が見える向きにセットします
- その上に、黒いゴムパッキンが入っている部品をパッキンが奥に向く方向で乗せます
- 先端のローレット加工がされた加圧調整ネジを付けて完成です!
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