軽量・コンパクト折りたたみ電動車いす3選！ スペック比較であなたにぴったりの1台を見つけよう！

ひと昔前、電動車椅子といえば、重くて大きく、デザインもダサいというネガティブなイメージがありました。しかし、時代の流れとともに、洗練されたスタイリッシュなモデルが市場に出回るようになりました。

近年では、コンパクトに折りたたみができる「軽量タイプの電動車椅子」も数多く登場し、気軽に使えるモビリティ（移動手段）として注目されています。

今回は、その「折りたたみ式・電動車椅子」をテーマに、巷で話題になっている3車種をピックアップして、製品スペックを比較しました。

独断と偏見で選んだ３車種

この記事を書くキッカケは、Sunrise Medical（サンライズメディカル）が 2023年に発売した「QUICKIE Q50 R Carbon（カーボン）」でした。

私が一目惚れした「Q50 R Carbon（カーボン）」を、より詳しく理解しようと学んでいく中で、必然的に類似する電動車いすを調べることになり、その情報をシェアしようと考えたのです。

もとい、ネットで「電動車椅子　折りたたみ　おすすめ」などのキーワードで検索すると、多種多様な製品や、おすすめ●●選などのブログ記事がたくさんヒットします。

いろいろなメーカーの製品を知りたい（調べたい）方は、それらのサイトをご覧になった方が詳しく掲載されています（笑）

本記事は、それらの中から私が独断と偏見で選んだ「3車種」の電動車いすのご紹介ですので、全ての製品は網羅していませんことを予めご了承ください。

QUICKIE Q50 R Carbon

Sunrise Medical（サンライズメディカル） は、モビリティソリューションの開発、設計、製造、販売において世界をリードしている老舗メーカーです。

世界的なパーツサプライヤーと協力しながら40年以上にわたって電動車いすを設計し、他社が追随できない最高の走行性能、モーター、走行距離、信頼性を備えた、堅牢な電動車いすを提供し続けていて、「Q50 R Carbon（カーボン）」も例外ではありません。

エレガントなカーボンファイバー製フレームの「Q50 R カーボン」は、バッテリーを含む総重量がわずか16kg という世界最軽量の電動車いすです。

簡単に折りたたむことができ、非常にコンパクト（長さ370mm × 幅570mm × 高さ767mm）になるので、収納場所に困りません。電車やバスに乗ったり、車のトランクに収納するなどして、自由気ままに出かけることができます。

ヤマハ発動機のJWX-1 PLUS＋ が装着された簡易電動車いすが、最軽量仕様でも25kg以上の重量であることを考えると、10kg以上軽い「Q50 R カーボン」は様々な可能性を秘めています。

QUICKIE Q50 R Carbon 紹介動画

QUICKIE Q50 R Carbon 製品情報

当ホームページでは「QUICKIE Q50 R Carbon」に関する様々な情報を順次紹介しています。

WHILL Model F

WHILL（ウィル）株式会社 は、次世代型電動車椅子「WHILL」シリーズを開発・販売する、革新的なモビリティカンパニーです。

2012年に設立以来、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」というミッションを掲げながら、独創的な技術とデザインで電動車椅子の常識を覆す製品を世に送り出しています。

2021年11月には、軽量化を実現した折りたたみ可能な新型の近距離モビリティ「WHILL Model F（ウィル モデル エフ）」の販売を開始。

併せて、自宅やホテルにお届け可能な WHILL Model F のレンタルサービス「WHILL日額レンタル」の提供もスタートしました。

「WHILL Model F」は、日常の移動はもちろん、旅行やレジャーなど様々なシーンで、自分らしくアクティブな生活を送りたいと考えるシニアの自己実現を後押しします。

• WHILL株式会社：https://whill.inc/jp/
• WHILL Model F：https://whill.inc/jp/model-f
• WHILL 日額レンタル：https://whill.inc/jp/daily-rental

WHILL Model F 紹介動画

Foldawheel PW-999UL

WheelChair88 は、マレーシアに拠点を置く、電動車椅子や電動スクーター、リハビリテーション機器などの設計、製造、販売を行う会社です。

日本では、都内で不動産業や福祉用具貸与事業などを営む株式会社ユーエスマネジメンツが代理販売権を取得し、「電動車椅子専門店88 」というサイト名で製品を販売しています。

WheelChair88 は、折りたたみ式の電動車いすのパイオニア的な存在で、「Foldawheel」シリーズと名付けられた軽量でコンパクトな電動車いすの初代モデルは2012年に発売されたそうです。

その代名詞となっている「Foldawheel PW-999UL」は、1秒で折りたたみができ、バッテリーを除いた本体重量が21kgという超軽量モデルで、　”世界で最も軽い電動車椅子” というキャッチコピーで販売されています。

• WHEELCHAIR88：https://wheelchair88.com/
• 株式会社ユーエスマネジメンツ：https://www.jpfudosan.com/
• 電動車椅子専門店88：hhttps://www.wheelchair88.jp/
• Foldawheel PW-999UL：https://www.wheelchair88.jp/products/item8/

PW-999UL 紹介動画

製品スペック比較

• 製品仕様は各メーカーのサイトから引用したものです
• 製品の最新情報は各メーカーのウェブサイトでご確認ください

まとめ

この記事では、気軽に使えるモビリティ（移動手段）として注目されている「折りたたみ式・軽量電動車いす」を3車種ピックアップして製品スペックを比較しました。

こと製品重量については、「クイッキー Q50 R カーボン」が群を抜いて軽量で、バッテリーを除いた本体重量が14.5kgというのは驚異的な軽さであることが確証できました。

（ここでは紹介していませんが、AmazonやAlibabaなどの通販サイトには、中華製の製品を筆頭に？様々な折りたたみ式の電動車いすが販売されていましたが、15kg以下の製品は見当たりませんでした。）

あいにくイフでは「クイッキー Q50 R カーボン」以外の2車種（WHILL Model F、PW-999UL）の取り扱いをしていないため、走行性能や操作フィーリングについては言及しませんが、購入を検討されている方は販売店に相談して試乗することをお勧めします。

電動車いすは、あなたの生活を大きく変える可能性があります。自分にぴったりの電動車いすを見つけて、充実した生活を送ってください。

このブログ記事が、あなたにとって役立つ情報であれば幸いです。