ハンドバイク輸入のパイオニアである、株式会社テレウス(千葉県松戸市) 様の全面的なご協力により、ついに帯広で念願の「ハンドバイクの試乗会」を開催させていただくことが出来ました!
ところで、皆さまは「ハンドバイク(ハンドサイクル)」ってご存知ですか?!
その名の通り、手でこぐ自転車・・・といってもピンと来ないかも知れませんが、下肢に障害があっても爽快に走ることができる夢のようなマシンなんです!!
体力向上トレーニングや、日常の通勤、通学、お買い物、はたまたレースや大陸横断などなど!その可能性は無限大に広がるハンドバイク!
試乗会では、皆さまがお使いの車いすに簡単に装着できる“アダプター式”や“レースタイプ”など各種ハンドバイクがお目見えし、皆さまに楽しんでいただくことが出来ましたので、その模様を是非ともご覧ください♪
今回の「ハンドバイクの試乗会」に際し、会場として場所を提供して下さったのは、国際規格のシートを備えた通年営業の屋内カーリングホール「カールプレックスおびひろ 」様でした。
試乗会開始の11:00に間に合わせるべく、数日前にイフに届いていた大量のハンドバイクを朝早くから現地に搬入。そこにテレウスの木戸社長も合流していただき、セットアップ作業が開始されました。
いくつもの段ボール箱に、バラバラになって入っていたハンドバイクが、木戸社長の手によって、あれよあれよという間に一台ずつ組み上がっていきます!
仮組み完了後は、順次、試走しながら確認と微調整を繰り返して準備万端に!
そうこうしているうちに、気の早い皆さまがワラワラと集まってきて、定刻よりかなり早くハンドサイクルの試乗会が開始となりました(笑)
Tさんが試走しているのは、アダプタータイプのハンドバイクで「シティ・セブン」という、メンテナンスが簡単なエントリーモデルのハンドバイクです。
Yさんが目をつけたのは、レースタイプの「シュミッキング」という本格モデルでハンドバイクレースで圧倒的な強さを誇るマシンです!
パラスイマーであるY君が駆るマシンは、アダプタータイプの中で最もスポーティな「ウルトラ・スポーツ」!これがあれば友達と一緒に自転車通学が出来るなぁ。。。と夢を膨らませておりました。
自転車乗りで理学療法士というN氏もハンドバイクの造りには興味津々で、これを漕ぐ動作がとても体に良いと太鼓判を押してくださいました♪
カールプレックスおびひろでの試乗会が大賑わいで、場所も手狭となり、「もっとスピードを出して走りたいね〜!」という声が会場から聞こえ、天候もポタリング日和だったことから・・・思い切って(思いつきで)試乗会の会場を変えることにしました!
自動車移動組と、ハンドバイク移動組に分かれ、皆で目指すは「北愛国交流広場 」へ♪
内藤も頸損ラガーマンのU君と一緒にジョギング移動(汗)
いち早く北愛国交流広場に到着した頸損パラアスリートのH氏は、「ウルトラ・スポーツ」で信じられないほどの速度で爆走していました!ヮ(゚д゚)ォ!
先程「シティ・セブン」で内藤と一緒に会場入りしたU氏は、念願の「シュミッキング」に乗り換え。
マシンをU氏の体に合わせてセットアップしてゆくごとに周回スピードが着実にアップ!
U氏に負けてはいられないと、怪力パラアスリートのS氏も「シュミッキング」で追走!
大人げない競争を横目に、こちらは和やかに記念撮影♪
イフのマスコットガールである erinaも、ハイポーズ♡
参加料無料で自由参加(出入りも自由)という「ハンドバイクの試乗会」だったため、皆で集合して記念撮影というタイミングがありませんでしたが、道東初となるハンドバイクの試乗会は大いに盛り上がることができました。
これもひとえに株式会社テレウス(千葉県松戸市) 様の全面的なご協力があったからこそと感謝しております。木戸社長、本当にありがとうございました!
(番外編)
試乗会が終わり、全てを撤収してイフに戻って後片付けを済ませた後、その興奮が冷めやらぬ内藤は・・・ 密かにハンドバイクで帰宅したのでありました(笑)
(2010.7.4 追記)
十勝毎日新聞社の横田様が「ハンドバイク試乗会」の模様を素敵な記事にしてくださり、さっそく翌日の紙面に掲載してくださいました♪