簡易電動車椅子のジャンルで国内のシェア率ナンバーワンを誇る「YAMAHA(ヤマハ発動機株式会社 SPV事業部 JWビジネス部 JW営業グループ)」が提供するヤマハ電動車椅子(JWシリーズ)のラインナップの中で、ジョイスティックノブを操作して車いすを自由自在に操ることが出来る「JWX-1 PLUS+ 」はご存知ですか?
このジョイスティック操作部は、利用する方の自由が効く体の部位にセットすることが出来、右手や左手はもちろんのこと、足や顎(あご)などお好きな位置にセットして動かすことが可能です。
その際、標準で付属する棒状のジョイスティックノブ(ノブスロットルという呼び方もします)では操作が難しい方のために、ヤマハでは様々な形状のジョイスティックノブがオプションで用意されています♪
電動車いすを操作する上で最も重要なインターフェイス(操作部)となる部分のため、その選定はカタログだけでは難しく、実物を試しながら決定していく必要があります。
それを、これまでは各種のジョイスティックノブを出張かばんに詰め込んで、お客様のところでゴソゴソと探しながらやっていたのですが、それではあまりに美しくない(汗)ということで、デモや展示イベントなどで活用出来る、スマートな “ディスプレスタンド” を作ろう!と奮起したのです(笑)
先ずは、ヤマハから全てのジョイスティックノブを取り寄せしました。
これらのノブを眺めながら、最新の三次元CADソフトを活用した図面を作成・・・
するのは面倒くさかったので、えいやーと手書きで漫画絵を書いて済ませ(笑)
ざっくりアルミの材料を切り出して、グイグイっと曲げていきます。
ジョイスティック本体を固定する部分はアルミの無垢材をフライス盤で削り出して製作。
徐々に良い雰囲気(形)になってきました♪
たまたま遊びに来た、yamaさんが(軍手を強制的に渡されて)手伝ってくれました♪
yamaさんが仕上げた材料を、木戸口(きどぐち)工場長がお得意のアルミTIG溶接で接合していきます。
じゃ~ん!(途中は端折って)完成です!!
テプラでジョイスティックノブのタイプを記すラベルを作成して貼付けし
完成したディスプレスタンドに全てのジョイスティックノブを装着してみました♪
机に近づく際など、自走用操作部を格納させることが出来る「スイングブラケット」の動作も再現することが出来ます♪
ジョイスティック操作荷重の調整(バネを交換することでジョイスティックを動かすのに必要な力を調整できます)をするためのオプション・スプリングはディスプレイ左側の蓋の中に全種類を収納できるようにしてみました♪
ジョイスティックノブを交換する作業で必要な六角レンチはディスプレイの右側に格納して持ち歩くことが出来ます♪
イベントなどで展示する際には、遠くからでも目立つように?内藤の自転車からスカル(ドクロ)のLEDランプを外してきてセット(笑)
これで美しさに派手さが加わりました(笑)
今回、ジョイスティックノブの展示スタンドを製作するにあたり、イフで活用する分の他にもう一つ同じモノを制作して、これをいつもお世話になっているヤマハの担当者様に僭越ながらプレゼントさせていただきました(^^)