何やら、木戸口チーフメカが、ueno君の車いすを預かって、イフのデモ用ハンドバイク「シティ・セブン」を装着して、セットアップしている模様です・・・?!
実は、昨年の夏に「ハンドバイク試乗会」でお世話になった、株式会社テレウス(千葉県松戸市) の木戸社長から数日前に連絡があり、「福島県のハンドバイクユーザーが今週末に帯広に行くんだけど、よろしく頼むね!」とのこと・・・
詳しく話を聞くと、その福島県の方というのは、ハンドバイク業界の第一人者で、その豊富な知識は勿論のこと、とても紳士的で素晴らしい方なので、是非とも交流の輪を深めてほしいとのことでした♪
とても嬉しいお話に二つ返事で快諾させていただき、さっそくキーマンとなる方々に声掛けをするなどして、福島県のM氏を迎え入れる準備を進めたという次第でした。
そして数日後・・・仙台港からフェリーを使った長旅を経てようやく来帯されたM氏を(初対面にもかかわらず)いきなり夜の帯広の街へ拉致したのです(笑)
「ハンドバイク交流」というキーワードで急遽募ったメンバーで乾杯〜♪
M氏はとてもフレンドリーな方で、ハンドバイク談義に時間を忘れて大いに盛り上がり、閉店時間に・・・
もっと夜の交流を!(笑)ということで場所を変えて(明日は皆でポタリングをして楽しもうというのに)明け方まで皆で語り(飲み)明かしました。。。
朝です!
おそらく皆の睡眠時間は1〜2時間程度(笑)?
前夜の行いが悪かったのか、5月1日の帯広は天気予報とは裏腹に大雨になってしまいました(泣)
当初予定していたポタリングコースを変更し、屋根があって走れる場所は・・・ということで「北愛国交流広場 」を目指して皆で集合!先客もなく、貸切状態でした♪
寝不足に悪天候ということもあり、テンション↓でのんびり準備。
そんな状態でもM氏が今回持参したマシンや、ハンドバイクの話には皆で興味津々聞き入っていました。
昨年10月に「シュミッキング」を手に入れた saitoさんも準備に余念がありません。
納車して間もなく降雪時期になってしまったため、実質的には今日が今年の初走行とのこと。
自転車乗りで理学療法士というnagataさんが先ずは「シュミッキング」を体験走行♪
こちらでは事前に準備した「シティ・セブン」を、ueno君に乗車してもらうため、M氏が持参したお薦めアイテムを見せていただいているところです。
この不思議な帯状のベルトは、ueno君のように握力が弱い方がハンドバイクを漕ぐときに必須アイテムとのことで、このようにハンドバイクのグリップ部に手をしっかり巻きつけるという代物でした!
ueno君に合わせてハンドバイクと車いすの位置関係などの微調整を繰り返してゆくと、徐々にアベレージスピードが上がってきました♪
北海道のハンドバイクの大御所?であるfujioka氏と並走してもらい、ハンドリング(自転車でいうところのペダリング)を助言してもらうと、更にトップスピードがUP!
fujioka氏は内藤が尊敬する方の一人であり、今回は直前のお誘いにも係わらず、岩見沢市から足を運んでくださいました♪
カメラを向けると、サービス精神旺盛に、ひょいひょいとハンドバイクごとキャスター上げを披露してくださいました(笑)
こちらでnagataさんが試乗するマシンは、M氏が保有する複数台のハンドバイクの中でもレクレーションやツーリングに適した、プロアクティブ社の「NJ−1」というモデルで、N氏曰く「北海道の景色を楽しみながらポタリングするにはベストの一台」とのこと。
続いてnagataさんが試乗するのは、内藤が持ち込んだドッペルギャンガー(笑)
普段はロードバイクを乗りこなすnagataさん曰く「通勤に良い一台かも」とのこと。
大雨にもかかわらず、「北愛国交流広場 」の屋根の下では、皆で和気あいあいとハンドバイクを通じて、M氏と昔ながらの友人のように交流を楽しんでいました♪
あら?気づけばueno君はsakamuraさんと屋根下から抜け駆けして爆走しているではないですか!
その頃、屋根下ではsaitoさんが、M氏による個別指導を受けていました。
ハンドバイクレースを数多く経験し、自らも「シュミッキング」を保有してセットアップを重ねるM氏のアドバイスはとても的確でわかりやすく、saitoさんも「なるほど!」の連続とのことでした。
M氏もsaitoさんのポテンシャルに期待してか、熱心に何度も何度も周回を重ねながら並走し、いろいろなアドバイスをしていました。
後日、M氏のブログ「Handbike Team WILD HAND Over35 」では、次のように書き綴られていました。
斉藤伸弘氏。北海道で唯一、シュミッキングを駆るユーザー。この人、ヤバイです。
昨夜のバルボナでもマッチョでしたが、ハンドバイクでも、かなりマッチョ。
私が言うのもおこがましいが、言うなれば、未完の大器。趣味はトレーニング。
長距離を適度な速度で伴走を出来なかったので、実際の実力がうかがい知れなかったが、広大な北海道のサイクリングロードで走り込みの持久力を上げれば間違いなく強くなる逸材。
持ち前のパワーに、M氏のアドバイスによる走行テクニックが加わり、みるみるうちに走行速度は上がり、すでにこの会場では限界に到達してしまいました。
M先生の走行シーン!無駄がなく美しいという言葉が相応しい、完璧な走行に惚れ惚れしました♡
大雨だったというのに、皆とっても充実したという感じが伝わる集合写真です♫
撤収作業でも、M氏がホンダ・モビリオ・スパイクにハンドバイクとロードバイク、そして各種アイテムなどを見事に収納してゆく様子を皆で感心しながら拝見し、そこから更に話が盛り上がって小一時間以上が経過しました(笑)
Mさん、本当に素晴らしい時間を共有させていただき、心から感謝しております。。。
で、走行会後は少し早い夕食(遅い昼食)へ!
詳しい説明もせずに、内藤のお薦めに行きましょう!と拉致しました(笑)
西帯広のお薦め店に到着したM氏・・・開口一番「ん?なんだこの有楽町って?!」
そこは知る人ぞ知る帯広ジンギスカンの銘店「有楽町 」!
M氏も大変気に入ってくれたようで、後日書かれた同氏のブログでは、交流会よりも、この有楽町ネタの方が圧倒的に写真やコメントが多かったような・・・・(笑)
なにはさておき、本当にありがとうございました!
M氏、改め「のら隊長」のブログはこちら
「Handbike Team WILD HAND Over35 」
ハンドバイク交流 2011(帯広Days)のことを書き連ねた記事はこちら
① 2011北海道春、帯広Days 乗船
① 2011北海道春、帯広Days1
③ 2011北海道春、帯広Days2
④ 2011北海道春、帯広Days3
⑤ 2011北海道春、帯広Days4