皆さまは車の “トランク” や “ハッチドア” を開けた後で、それを閉めるのに苦労されたことはありますか?
「なにそれ?」とピンとこない方は、それなりに背が高い方ではないでしょうか?
実は、女性や子供などの背が低い方や、車いすを利用する方などにとっては、時としてこの “トランク” や “ハッチドア” を閉めるという動作が容易ではないのです、、、
トヨタ・ハイエースや、日産・キャラバンなどといったバックゲートが大きく開く車両には、純正で短めのストラップが装備されていますが、セダン車やミニバン、SUVといった車両に付いていることは少なく、最近の大きく開く傾向のある “バックゲート” は、背の低い方にとっては閉めるのが大変なのです(汗)
そんな悩みを抱える方には、イフでは「バックゲートストラップ」を一人ひとりの状況やお車に合わせて、加工取付させていただいております♪
この「バックゲートストラップ」は、巷では「バックドアストラップ」「テールゲートストラップ」「リアゲートストラップ」「カーゴストラップ」「アシストベルト」等々とも呼ばれるアイテムで、これを装着することで、背伸びをしなくてもストラップを引っ張れば小柄な方でも楽にバックドアを閉めることができるようになるのです♪
今回は、いつもお世話になっている、帯広トヨペット株式会社 様から、新車で納車したポルテのお客様がバックドアを閉めるのに苦労しているとの相談をいただき、バックゲートストラップを取り付けさせていただくことに相成りました。
営業担当のO氏は特装車や後付部品等にとても精通している方で、事前の打ち合せもスムーズで、更には必要なストラップの長さまで確認していただいたうえで、お客様の愛車をお預かりすることができました♪
トヨタ・ポルテのバックドアトリム(内張り)は樹脂製ではなく、柔らかいカーペット素材的な材料で覆われていました。
最近の車はこの部分が空洞というのが多いのですが、ポルテは意外にもしっかりとしたつくりでした。
今回は都合の良い位置にリアワイパーモーターの取付ブラケットがあり、そこに高さ調整(嵩上げ)用のカラーを装着してトリム素材を挟んで共締めする方法をとることにしました。
嵩上げカラーを微調整して、バックゲートストラップを仮取り付けした状態です。
今回装着するバックゲートストラップには土台部分に回り止めのピンがあるタイプです。
トリムには嵩上げカラーの突起がハマるような穴と、ストラップの回り止めの小さな穴を空けました。
ストラップの長さは指定された約20cmを確保しました♪
じゃ~ん!完成です♪
バックドアを閉めた際も、ストラップを挟み込むことが無い、ジャストな長さとなりました!
元のバックドアの手をかける部分が184cm以上あったのに対し、ストラップ装着後は、その先端の高さ地面からの高さが164cmまで低くなりましたので、お客様も楽々だと思います(^^)