10年ほど前・・・「欧米には、自分の車いすの前側に装着して、手で漕ぐことができる”ハンドサイクル“という素晴らしいアイテムがあるんだよね〜♪」と内藤に教えてくれた方がいました。
その方こそ、今回満を持して、ドイツ・シュトリッカー社 のハンドバイク(ハンドサイクル)「ウルトラ・スポーツ26」を導入した、我らが “ふくちゃん” でした!
今回は、導入に至るまでの経緯を書くと、それだけで数ページになってしまいますので割愛させていただき(笑)、注文した製品が届いてセットアップをさせていただいた模様を少しだけ皆さまにご覧いただこうと思い、ブログ記事を書かせていただきまし♪
遡ること数日前・・・ドイツっぽい?段ボール箱がイフに届きました。
待ちに待った入荷のため、さっそくふくちゃんへ連絡し、一緒に開封♪(画面右側の写り込んでいるゴツい腕がが本人です(笑))
シュトリッカー社のアダプター式ハンドバイクは、このように半完成状態で送られてきます。
クロモリ製のフレームに粉体塗装のレッドがとても鮮やかです♪
クランクハンドルやグリップパーツなどの周辺部品を順次組み付けてゆきます。
ウルトラ・スポーツには「STRICER」のロゴが誇らしげな“サイクルメーター”が標準で付属しています♪
この「STRICER」のロゴ入りライトも標準装備♪
標準で付属しているサイクルメーターやライトはお世辞にも高機能なものではありませんが、ハンドバイクを乗り出すには必要にして充分なものです。
ハンドバイクの楽しみ方のひとつは、このような周辺アイテムを自転車用品などから探し出して、少しずつ自分好みに仕上げていくのがいいですよね♪
同時進行でハンドバイクを装着するための「Quickie XTR 車いす」を調整中。
車軸位置を極力後方にセットバックさせることで、よりハンドバイクの駆動輪にトラクションが掛かるようになるのです。
ごついマウンテンタイヤを履かせたクイッキー XTR(サスペンションシステム付 車いす)に、シュトリッカー社 ハンドバイク「ウルトラ・スポーツ26」は、通勤快速は勿論のこと、最強のツーリングセットですね!
さっそく、イフ近郊の試乗コースに出向き、実走行しながら各部の調整を煮詰めてゆきます。
ふくちゃんに合わせて調整するたび、徐々に漕ぎやすくなって走行もスムーズに変わってきます。
セッティングを兼ねた ”初試乗” だというのに、既に全開モードに突入!?
農道サーキットを全力疾走! ウリャ~~~~ ヮ(゚д゚)ォ!
嗚呼・・・そして彼は、畑の荒野に消えていったそうな。。。(笑)
「ウルトラ・スポーツ」をはじめとした、各種ハンドバイクには様々なオプションパーツが用意されており、自分好みに合わせていくことが出来るのは勿論のこと、自転車関係のいろいろなアイテムも流用することで、夢が膨らみ、楽しさ倍増ですので、皆さまご一緒にハンドバイクライフを楽しみませんかぁ?
チャリ好きの内藤がお待ちしてま~す(^^ゞ
- ウルトラ・スポーツ仕様
駆動輪:26インチ(ガーミッシュ)、24インチ(マンハイム)、20インチ(バーゼル)
ギヤ:スラム3段内装ギヤ+8段階外装ギヤ+クランクスプロケットギヤ板3枚=計72段
ギヤ比:72段9.27m÷1段0.63m=1461%
歯数構成:上部14-28-38/下部11-32
ブレーキ:ディスクブレーキおよびリムブレーキの二重ブレーキシステム
トランスミッション:チェーン
フレーム:クロム・モリブデンに粉体塗装
〈オプション〉
14段ローロフ内装ギヤ、四肢麻痺者仕様、プラネタリギヤ