国内外の様々な車種に対応し、最大40kgの車いすを吊り上げ可能な、スウェーデン・ブラウンアビリティ(旧、オートアダプト)製の車いす収納装置 「カロリフト40」を、「トヨタ・ポルテ(Porte)」の助手席大型スライドドア部に装着し、座席の後方に簡易電動車いすを収納できるように改造しました!
オーナーであるYuske君が初めての愛車を購入するにあたり、いろいろなクルマを検討比較したところ、車いすからの移乗動作と車いすの収納の両方を考えた結果、運転席側からの乗り降りではなく、ポルテの大きく開く電動スライドドアと、段差がなくフラットで低い乗り込み口を利用して、助手席側から乗り込み、自らカロリフト40を使って車いすを収納し、車内で運転席へ移動するという方法が一番理想的なスタイルということに相成ったのです♪
通常は車両後部(バックドア)に取り付けして、ラゲッジスペースへ車いすを載せおろしするために使うことが多い「カロリフト40」ですが、長いアームという利点を活かし、今回の事例のように大型スライドドア部に装着することで、運転する方が介助者の力を借りずに一人で簡易電動車いすの載せおろしを行うことができるようになるのです♪
ポルテへのカロリフト40の架装作業をしている途中に、何度か来店していただき検証や確認を経て、Yuske君が最も使い勝手がよく、無理が少ない位置関係になるように様々な工夫や配慮をさせていただいたこともあり、納車当日から楽々とクレーンを操り、簡易電動車いすを収納をすることができました♪
愛車ポルテを自由自在に乗りこなして、仕事やスポーツに、これまで以上にバリバリ活躍してくださることを願っております。。。