ルネサンス文化、ミケランジェロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、水の都ヴェネツィア、ミラノファンションやデザイン、フェラーリやランボルギーニ・・・イタリアの文化や歴史、アートや優れた製品を揚げるときりがありません。
そんな魅力的な国 “イタリア” で、2014年に誕生した「Aria Wheels」と縁があって日本での販売店契約を締結することとなり、今年の3月に日本に初上陸をした「Aria 2.0 AL」を紹介した記事はご覧いただけましたでしょうか?
Aria 2.0 AL は、メインフレームにアルミニウム合金を採用した、最も手頃な価格のAria®製品ですが、他のAria®シリーズ同様に100%手作業で組み立てられたイタリア製品で、その形状もAria®の上位車種のフォルムをそのまま継承しています。
その後、遅ればせながらホームページにてAria Wheelsの製品紹介ページをアップしたところ、日本各地の(ディープな?)車いすユーザーの方々から問い合わせが多数寄せられ、思いもよらぬ大反響となりました♪
そんな中、地元である十勝の常連様が、札幌の頚損アスリートで有名なH氏の薦めによりAria Wheelsを具体的に検討することとなり、諸々の打ち合わせを経た後、Aria Wheels「1.0 Mg」を正式発注するに至ったのです!
Aria Wheels「1.0 Mg」 製品情報
Aria®の上位車種となる Aria Wheels「1.0 Mg」のメインフレームに採用されているマグネシウム合金は、世界で現在入手可能な最軽量の構造用金属で、チタンより約67%、アルミニウムより約34%、カーボンより15%軽量です。
軽量構造に加えて、マグネシウムがもたらす他の利点は、優れた耐疲労性、へこみおよび座屈に対する耐性、およびあらゆる構造用金属の中で最も高い減衰能力(耐久限度以下の振動を受けたときに、そのエネルギーを熱として吸収または消散させる能力)などがあります。
マグネシウムフレームの比類なき軽さと特性は、アクティブユーザーにとって理想的で魅力のある、優れた車いすを創り出すことができるのです。
さらに今回の Aria Wheels「1.0 Mg」は、ユーザーに合わせた基本仕様に加えて、各種のオプション装備も満載です!
足元をシンプルに飾る、片持ちのキャスターフォーク「Aria Single-Sided fork」には「4″ Black anodized aluminum」キャスター車輪を装着。
高性能タイヤの定番である「Schwalbe One」を装着した特徴的な形状の車輪は、日本ではまだ馴染みが少ない「Golz Twin-star Exchange Wheelchair Wheel」という高性能ホイールを採用。
標準仕様のカーボンの座面の両サイドには「Carbon Fiber Rigid Side guards」を配置し、座面下には小物を入れるのに便利な「Black cordura under seat bag」がセットされています。
そして、最も印象的なバックレスト(背もたれ)は、Aria Wheelsが開発した「Aria® semi-rigid moisture-wicking postural backrest – carbon f.」を贅沢にチョイスさせていただきました♪
Aria® Postural Backrests 製品情報
写真では、素晴らしい細部の創り込みや質感、軽快な乗り心地をお伝えすることが出来ないのが残念ですが・・・
この究極の機能美ともいえる、美しいイタリアンデザインのフォルムだけでも、皆さまにお伝えしたく(2.0と同様に、一生懸命、写真を撮りましたので(笑))是非とも、その雰囲気をご覧ください♪