株式会社目黒商運様

ハイエース・スーパーロング・ハイルーフ車に、荷役省力車用リフトを装着した事業用貨物自動車を製作しました。

previous arrow
next arrow
previous arrownext arrow
Slider

苫小牧を拠点に多種多彩な物流を担っている「株式会社目黒商運 」様からのご依頼で、同社が所有している トヨタ・ハイエース(スーパーロング・ハイルーフ)に、荷役省力車用リフトの架装作業をさせていただきました。

ご縁は、目黒社長から直々にいただいた一本の電話でした。

貨物運送事業を営む目黒商運様では、大型4軸低床平・8tユニック・4tユニック・8t平などの車両を多数保有し、精密機械・農機具・鉄骨・変電装置などの大型特殊機器等々を全国各地へ配送しています。

株式会社目黒商運 貨物運送事業用車両

株式会社目黒商運様の保有車両の一部

同社では、更に細やかに顧客(荷主)のニーズに対応するべく、トヨタ・ハイエース(スーパーロング・ハイルーフ)を今年の1月に導入し、4tユニック車などが入れない場所への配送に運用し始めたそうですが、300kg以上もある積荷の載せおろしを “歩み板”(簡易的な板状のスロープ)で行うことにリスクを感じていたそうです。

そんな折に、高圧洗浄機で有名な、ケルヒャー(KARCHER)のサービスカーに架装されていた「和光工業製、荷役省力車用リフト(パワーリフト)」が偶然にも目に留まり、「これだ!」と直感したそうです。

その後、いろいろと調べたところ、北海道内ではイフさんくらいしか扱いがなかったとのことや、トヨタ・ディーラーの担当者に聞いても、やったことが無いので解らない・・・と言われてしまったことなどから、電話をするに至ったそうです。

荷役省力車用リフト「SKY(スカイ)シリーズ」製品情報

一昔前、帯広にも住んでいたことがあるという目黒社長は、とても気さくな方で、車の改造にも精通しており(後で解ったのですが、メルセデスベンツ・ウニモグを2台も所有しているなど、オフロード業界では超有名人でした!)、電話越しでお互いにイフのホームページを見ながら、トントン拍子で打ち合わせは進みました。

バリエーション(選択肢)の多い「SKY パワーリフト」のため、一つ一つの機能や違い、メリット・デメリットなどをご説明させていただきながら、ご希望に沿う形の仕様が見い出せた段階で、ざっくりいくらくらいか?と問われたので、大凡の架装費用をお伝えしたところ・・・

ご提示した概算金額に驚かれた目黒社長は、二つ返事で「そんなに安いのなら、直ぐにお願いしたいので、部品を注文して下さい!」とのこと(笑)

逆にこちらの方が驚いてしまい、お話を聞くと、イメージでは200万くらい掛かるものと思っていたらしく、その半分にも全く満たない提示金額に、そんなに安く改造できるなら、もっと早く頼めばよかったぁ、、、とのことでした(笑)

とは言え、この電話で確定するのは時期尚早にて、一応 正式な形で御見積を作成させていただき、翌々日に最終確認と打ち合わせを経た上で、正式に承らせていただくことに相成りました♪

具体的な仕様としては、メインとなる荷役省力用リフト(パワーリフト)は、荷室内への勾配を緩やかにするべく、薄型プラットフォーム仕様の[SKY72]を採用し、サブプラットフォーム(荷物をリフトに載せおろしする部分)は迅速に積荷を載せおろしできる[キャスターストッパー仕様(ST)]を選択、プラットフォームのサイズは昇降能力350kgが確保できる[1202(幅1,146mm✕長さ1,180mm)]という余裕を持った仕様としました。

 


そして、1ヶ月後・・・

和光工業から、リフト装置が届く予定に合わせて、ハイエースをイフに入庫していただき、数日の架装作業を経て・・・

じゃ~ん!完成です!

previous arrow
next arrow
Slider
previous arrow
next arrow
Slider

SKY パワーリフトは、手積み時に便利な「プラットフォーム横開き機能」を標準装備! リフトを使用する必要がない軽い荷物の積載時や、荷室へのアクセスが必要な時などには、 格納状態のプラットホームを簡単な操作で横方向に開くことができるため、様々なシチュエーションで便利に使えるように設計されています。

previous arrow
next arrow
Slider
previous arrow
next arrow
Slider

リフト格納時には折りたたんで収納され、リフト展開時には荷物を乗せ降ろしする部分となる “サブプラットフォーム” は、一般的なリフト装置のような従来からある「フラッパー仕様(FPタイプ)」と、荷役用に特化して開発された「キャスターストッパー仕様(STタイプ)」のどちらかを選択することができます。

今回、目黒商運様が選択された「キャスターストッパー仕様(STタイプ)」は、サブプラットフォームに内蔵されたキャスターストッパーが、自動もしくは足踏みで作動して荷物の後退防止の役目を担う荷役リフトに特化した便利なタイプで、ストッパーを足で踏むとロックされる「ロックモード」と足を離すと立ち上がる「フリーモード」を、作業の状況に合わせて切替レバーで簡単に変更することができます。

ロックモード

previous arrow
next arrow
Slider

フリーモード

previous arrow
next arrow
Slider

ハイエースをお預かりする際に、追加でカーゴフックの取付作業もご用命いただき、最適な位置に6箇所のトラックレール(シングルタイプ)を ガッチリと設置して、これで重量荷物の車内固定もバッチリとなりました♪

previous arrow
next arrow
Slider

最初にいただいた電話から、約1ヶ月後に完成~納車という、イフの荷役リフト架装の<最短記録>を樹立した今回の作業でしたが、これもひとえに目黒社長の知見の深さやフットワークの軽さの賜物と感謝しております。

車両入庫時に初めてお会いした時も、昔から知っている兄貴分のような感じで、更には、内藤が昔からお世話になっている諸先輩方とも、かなり親しき仲にあったことなども判明し、それらのエピソードはここでは書ききれない程ですが、とても楽しいやり取りをさせていただくことができました♪

目黒商運の皆様が、快適にお仕事をしていただけるよう、精魂込めて作業をさせていただきましたので、この格好良いハイエースが北海道中を走り回って活躍することを心から願っております。

イフをご用命いただき、誠にありがとうございました!


この改造事例は 2020年7月の出来事でしたが、それから半年以上経った2020年2月に紹介記事を書かせていただきました。

記事公開後に、さっそく目黒社長様にご報告したところ、メールで嬉しいコメントをいただきました♪

ホームページ拝見させていただきました。感動しました。

荷役リフトを架装してもらったハイエースは、その後なんの不備・トラブルもなく活躍していて、行く先々のお客様に(こんな便利な車があることに)驚かれております。

時間がありましたら是非、苫小牧にお越しくださいね。 今後ともよろしくお願いいたします。

2021.2.9  目黒社長からいただいたメールより抜粋

この嬉しいお言葉を糧として、今日からまた頑張らせていただきます!

また、目黒社長には別件で、サン自動車から苫小牧港に届く「SUNTREX TRAILER(サントレックス・トレーラー)」の帯広までの運搬なども相談させていただいておりましたので、今後とも末永いお付き合いを賜りますよう、重ねてよろしくお願い申し上げます。